代表メッセージ
今を変えたいと思っていますか? ネットイヤーグループと一緒に変わりましょう!
初めまして。ネットイヤーグループの代表をしております廣中です。
2024年のネットイヤーグループの株主総会、取締役会を経て、15年ぶりにネットイヤーグループに戻り、代表に就任いたしました。
新しいキャリアチェンジを考えられている皆さんに、私のキャリアチェンジの話や、ネットイヤーグループの今後のことをお話しさせていただいて、少しでも皆さんのキャリアアップの参考にしていただけたらと思います。
2024年のネットイヤーグループの株主総会、取締役会を経て、15年ぶりにネットイヤーグループに戻り、代表に就任いたしました。
新しいキャリアチェンジを考えられている皆さんに、私のキャリアチェンジの話や、ネットイヤーグループの今後のことをお話しさせていただいて、少しでも皆さんのキャリアアップの参考にしていただけたらと思います。
インターネット技術の到来によるキャリアの転機
私は社会人になってから、3度ほど、キャリアチェンジをしました。社会人最初のスタートは、金融機関のシンクタンクに勤務し、民間企業、官公庁へのコンサルティング業務を行っていました。コンサルタントという仕事が企業の指南役のようで格好いいなと思ったことに加え、広く、色々な業界、業種のことを知りたいと思ったことが動機です。しかし、社会人経験もない若輩者が、格好いいという動機だけで勤まるような甘い世界ではなく、全てが不足し、自己嫌悪に陥ることもしばしば。とにかく、先輩方に追いつきたい、少しでも戦力になりたいと必死な思いで前に進みました。今振り返ってみても、20代から30代の頃は、よく働いたな、よく勉強したなと思います。正直大変ではあったのですが、先輩方やクライアントとのディスカッションを通じて、成長しているという実感もあったので、苦痛と感じることは全くありませんでした。
そうこうしていると、90年代の後半になり、インターネット技術の商用化利用がいよいよ待ったなしの状況になってきました。次々とな革新的なサービスが、インターネット技術を背景にしてスタートし始めました。色々なことを妄想し、インターネット技術が、社会や経済をどんどんと変えていく未来に震えていました。コンサルタントとして、このインターネットを使って、新たなビジネスを開始しようと多くのクライアントに提案しました。しかしながら、コンサルティングプロジェクトでは、ビシネスモデルは提案できても、実体が伴いません。
このジレンマが、初めての転職への動機となりました。一刻も早く、インターネットを生業にしている企業に移らなければ、時代に乗り遅れると考え始めたちょうどその頃、米国発のネットイヤーグループが日本に逆輸入という形で入ってくるという情報をキャッチしました。
ネットイヤーグループとの出会いと新しいビジネスモデルの創出
ネットイヤーグループの存在は、様々な勉強会を通じて、既に知っていました。米国発のベンチャーで、日本のインターネット業界をリードする会社の一つでした。ネットイヤーグループは、SIPS(Strategic Internet Professional Service)というキーワードを掲げ、「戦略」と「クリエイティブ」と「システム」を融合して、新しいビジネス=インターネットビジネスを様々な業界で仕掛けていました。2001年にネットイヤーグループに参画し、SIPSのS(=Strategic)戦略部門を率いることになりました。ちょうど、通信キャリアの業界が回線をどんどん太くしている時代で、インターネットの特性を活かした新しいビジネスモデルが、百花絢爛のごとく生まれようとしていました。
その頃に、多くのクライアントと一緒に日々ディスカッションを重ね、うんうんと唸りながら、新しく生み出した事業を世の中に送り出していたことが、その後の人生を決めることになります。
ネットイヤーグループは順調に成長し、2009年に当時の東証マザーズに上場します。私も、役員の端くれとして、上場関係のプロジェクトにも関与し、皆と株式公開を果たせたことは、本当に良い経験になりました。上場の日に、主幹事証券のディーリングルームに待機し、9:00と同時に、ディーリングルームの社員の方々が、席を一斉に立たれて、拍手をしながら、「本日、上場されたネットイヤーグループの幹部の方々です」と場内放送とともに迎え入れてくださった時は、これでパブリックな会社になったんだなと感動したことを今でも覚えています。
その後、私は原点に帰って、お客様と一緒に、第一線で課題解決をはかっていきたいと、ネットイヤーグループを離れ、自分で会社を設立することにしました。自分で会社を始めることは、コンサルティングを生業としながらも緊張感のあるものでした。もしも、営業がうまくなく、売り上げが立たず、社員の皆にお給料を払えなくなったらどうしようと眠りが浅い日もありました。それでも自分を信じるしかないと勇気を奮い立たせて、日々お客様の前に立ち続け、気づけば15年が過ぎようとしていました。ここまで順調に会社を伸ばすことが出来たのは、一緒に働くスタッフ、私たちを信頼してくださるクライアントの企業の皆様のおかげだと心から思っています。
ネットイヤーグループの唯一の資産は人。技術とともに自分自身も成長していきませんか。
そんなある日、ネットイヤーグループから代表として帰ってこないかというお話をいただきました。今、自分があるのも、日本全体がまだまだまインターネットなるものがよく分からない時代に、ネットイヤーグループで様々な経験をさせていただいた日々があるからこそ。そのネットイヤーグループに何か恩返しができないかと考え、熟考した結果、もう一度ネットイヤーグループに帰り、若い社員と一緒に、現在のデジタル業界で大暴れしていこうと決めました。ネットイヤーグループという会社は、工場や物流センターといった資産を持っていない会社です。唯一の資産は、人である社員しかいません。メーカーの工場などですと、生産能力を改善運動などで10%上げるだけでも大変です。しかし、人という資産は、発想の転換や柔軟な思考で200%の生産性を上げることも可能です。私たちネットイヤーグループは、この人という資産の可能性を信じ、社会に対して、様々な貢献を果たしていきたいと思っています。今、時代は、インターネット技術以来の大変革な時期と言われています。生成AIなどの技術が、今後、どんどん私たちの身の回りに入ってきて、私たちの生活をもっと、より良いものしていくと思います。私たちの生活、そして、私たちの子供の時代、また、その先へと、人類の生活をもっと良いものにするように、ネットイヤーグループは色々なものに関わっていきたいと思っています。
これは、自分自身もそうです。昨日より今日。今日より明日。そして明後日と、自分をもっともっと成長させませんか?この大きな変革の時代に、自分を成長させてみたい、自分たちの生活をもっとより良いものに変えていきたい、そう思う人は、是非、ネットイヤーグループの門を叩いてみてください。そこには、皆さんと同じように考えている仲間が待っていることでしょう。
年月が経ち、少し自分の社会人生を振り返ることがあった時、そこにネットイヤーグループで過ごした時間があり、ネットイヤーグループにいて良かったなと、思っていただけるような会社にしていきます。私たちと一緒に変わりましょう。そして成長しましょう。そんな皆さんと一緒にプロジェクトをご一緒できることが楽しみでしょうがありません。お待ちしています。
2024年6月
ネットイヤーグループ株式会社
代表取締役社長兼CEO
廣中 龍蔵
ネットイヤーグループ株式会社
代表取締役社長兼CEO
廣中 龍蔵