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どんなことにワクワクしますか?

 ゴルフクラブの販売会社にオンラインストアを提案した時のことです。その会社は、クラブを少しでもお求めやすい価格で提供することにこだわり、お客様に「自分にフィットするクラブが見つかり、しかも安く買えてよかった!」と喜んでいただくことがやりがいだそうです。そのために大変な経営努力をされ、心からリスペクトします。ただ、「このお店のおかげでスコアが100を切った!うれしい!」と喜んでいただけたらどうでしょう?
私たちは素早く、かつ容易に欲しい商品をより安い価格で探せるようになりましたが、本当に欲しいのはモノではありません。じつは、そのモノを使って得られる達成感、家族との楽しい時間、友達に喜んでもらう嬉しさを満たしたいのが本質なのです。「クラブを安く提供する」から「ゴルフを上達させる」へ。私たちはこれを「顧客価値の再定義」と呼んでいます。商品の差別化が難しくなり、消費サイクルは早まり、消費者が移ろいやすい時代、顧客価値を再定義することで、もっと顧客に愛されるだろう企業はたくさんあります。ネットイヤーグループは「顧客価値の再定義」にかかわれる環境です。
社員全員がサービスデザイン、ユーザーエクスペリエンスデザインのスキルを磨き、共有しながら、私たちの考えに共感してくださるクライアント企業に価値提供をしていきます。なぜなら、それがワクワクするから。
 

「買ってもらうため」から「使ってもらうため」のマーケティングへ

これまでマーケターの最大の役割は「より多くの新しいお客さまに商品を買ってもらう」ことでした。たしかにそれも大事ですが、企業にとって、より重要なのは「買ってもらったあと」のことです。使い続けてもらい、好きになってもらって、初めてブランドへの愛着が生まれるからです。近年、マーケティングの目的は「買ってもらうこと」から「満足してもらうこと」になりました。顧客への提供価値を再定義すると、ビジネスモデルが変わり、提供すべきサービスや商品が変わります。担当部門の役割も変わるでしょう。新組織を編成する必要があるかも知れません。まったく新しい業務も生まれます。あるべきシステムの将来像も見えてくるでしょう。すなわち、新しいビジネスを創出することこそ「顧客起点のDX」なのです。
私たちは、クライアント企業と顧客価値を再定義する話し合いから始めます。様々な調査で顧客のインサイトを掘り下げ、UXをデザインし、顧客起点で新しい価値を探索します。顧客との関係性を深めるため、商品、店舗、アプリ、デジタルデバイスすべての顧客接点を通じ、一貫した顧客体験をデザインします。それを以って、オウンドメディアの戦略的な活用を企画し、カスタマーサクセスプラットフォームを構築します。顧客に心地よい体験を提供するため、日々テクノロジーの追求とデータを活用した業務に伴走し、クライアント企業とサービスを協創していきます。
 

あなたは何のために働きますか?

ネットイヤーグループは、新しい日本の未来づくりに、UXとデジタルのノウハウを活かし、大胆に貢献していく会社です。ユーザーへの価値をより本質的に定義し、テクノロジーを駆使してより良い体験を提供すべきなのは、必ずしも企業のマーケティング活動だけではありません。もっと視座を高めると、顕在化する日本の社会問題を解決するため、問題の本質を捉え、仕組み全体をリデザインし、テクノロジーで具現化する推進力が求められます。残念ながら我が国はDXの後進国と言われています。これは技術力の課題だけでなく、日本特有の因習が原因のように思います。成功事例を重んじる前例主義、個性的な人を排除し、チャレンジする人の足を引っ張り、SNSで他人を傷つけてしまうなど、私は新しいことに大胆に取り組むのが難しい国になってしまったように思います。いわゆるデジタルスキルを身につけることは“道具を手にする”にすぎません。大事なのは過去に囚われず、未来志向でみずから課題を設定する能力と、それを実行するリーダーシップです。ネットイヤーグループの社員には、そういう人材になってもらいたいと思っています。
 

第2創業メンバーを求む!

私は27歳の頃、当社の前身の会社の創業に関わる機会を得ました。以来25年、社業発展に奔走してきたつもりです。その間、うまくいったことも、いかなかったこともありますが、ここまでやってこられたのは、ひとえに当社を信頼してくださった累計で800社を超えるクライアント企業、卒業生ふくむ述べ1,400人の社員たち、200社を超えるパートナー企業すべての方々の新しい道を切り開くチャレンジ精神と地道な努力のおかげに他なりません。先人たちに敬意と感謝の意を示しつつ、私が社長就任時に掲げたのは「第2創業」のメッセージです。これまでの慣習や常識に囚われず、それこそ“Day1”の気持ちで新しい会社づくりを目指します。世の中が大きく変化しようとしています。人生観、働き方、価値観など、これまでの常識やパラダイムが変わる中、会社と社員の関係も劇的に変わるでしょう。不確実で予測しにくい市場や社会課題に効果的に取り組むためにも、ネットイヤーグループの社員が自律的に判断し、行動できる場にしたいと考えています。そして、社員の挑戦は、たとえそれが失敗だったとしても、会社に還元され、場がさらに強く大きくなり、もっと意欲的にチャレンジできる循環を生み出していきたいと考えています。私は、自分の関心の高い社会課題、企業課題の解決に大胆に貢献できる「場づくりの企て」に参加してくれる第2創業メンバーを求めています。

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