家族との時間を大切にしながら、自分らしいキャリアを歩める会社

今回集まっていたただいたのは、パパママとして仕事と育児を両立させながら活躍する社員のみなさんです。
それぞれの役割をはじめ、各種制度を利用してみた感想、社内の雰囲気、育児をしながらの仕事の両立について、ご経験をお伺いしていきます。

PROFILE

家族との時間を大切にしながら、自分らしいキャリアを歩める会社

対談メンバー

A:2016年入社 部長/プロジェクトマネジャー
B:2011年入社 アカウントマネジャー 兼 ディレクター
C:2019年入社 ビジネスアソシエイト

まずは、みなさんの家族構成と担当業務を教えてください。

Aさん: 我が家は、私、妻、3歳の息子、生後5ヶ月の息子の4人家族です。会社では、大手外資系コーヒーショップを専任で担当している部門の部長を務めています。ブランドサイトやECサイト、会員サービス、公式LINEの開発・運用など、クライアントとエンドユーザーとのデジタルコミュニケーションを総合的に支援させていただいている部門です。直近では、ECサイトのリニューアルやコーヒーボトルを自分好みにカスタムできるサービスの開発・運用に注力していました。メンバーは、ディレクターやデザイナー、エンジニアなど、幅広い職種が総勢50名ほど在籍しています。

Bさん: 我が家は、私と夫、3歳の男の子の3人家族です。担当業務は、チーム全体の営業事務です。契約書関連のやりとりや予算管理、メンバーのアサイン管理などが主な業務で、裏からチームを支える役割を担っています。所属部署は、Aさんが部長を務めている部門です。

Cさん: 我が家は、私と夫、1歳半の娘の3人家族です。所属しているのは人事部・人事チームで、給与計算や社会保険関連事務、労務管理、安全衛生管理などを担当しています。

産休・育休の取得にあたって相談はしやすい環境でしたか?Aさんは部門長を努められていますが、育休取得を決めた背景や周囲の反応も併せてお聞かせください。

Bさん: 私は今は営業事務を担当していますが、子どもが生まれる前までは別の事業部でディレクターとして勤務していて、大手通信事業者のクライアントを担当していました。妊娠がわかったときはすぐに上司に相談をしましたが、妊活に理解のある上司だったので、「おめでとう!」と心からお祝いしてくださいました。

Cさん: 私は、コロナの流行が始まった頃に妊娠がわかりました。人事部は書類仕事が多いので出社したほうが効率が良いのですが、万が一があってはいけないので早めに上司に相談をしたところ、「体が一番だから出社はしなくていいよ」と言っていただきました。そこからはずっとテレワークで勤務していましたね。つわりが辛い時期もテレワークで業務ができたのでありがたかったです。

Aさん: 私が育休取得を決めた一番の理由は、私が育休を取得すれば部門のメンバーも取得しやすくなるだろうと考えたからです。長男が生まれたときはコロナ禍の真っ最中で、在宅勤務をしながら妻と一緒に育児をしたのですが、とても有意義な時間を過ごせました。それで、次男の出産・育児にもしっかりと向き合いたいと思い、育休取得を決めました。

ただ部長という立場上、「育休を取得したい」とメンバーに伝えたときには、どんな反応が返ってくるか少し不安でした。でも実際は「おめでとうございます!」といった温かい声ばかりで本当に嬉しかったです。クライアントも快く受け入れてくださいました。

Cさん: 当社では「産後パパ育休」といった制度がはじまる前から、男性社員の育休取得を推進してきました。Aさんのように、男性社員の育休取得者は年々増えていますが、当社にとってはそれほど大きな変化ではないという感覚です。ちなみに女性社員の産休・育休取得率は100%です。

産休・育休取得前の引き継ぎはどのように進めましたか?

Aさん: 私は、自分だけが担当していた領域が多くあったので、まずは上司に相談をして、メンバーに任せるには負担の大きい仕事を上司にお願いしました。また、プロジェクトごとの課題や改善点は、私がクライアントから直接お話を聞いていたのですが、そのヒアリングをメンバーに割り振れるように調整をしました。バタバタと体制を整えたので、クライアントやメンバーに負担をかけてしまった部分もありましたが、特に大きなトラブルもなく引き継ぎができました。

Bさん: 私は、安定期に入ってから上司と業務について相談をし、1か月後ぐらいに引き継ぎ担当者が決まりました。産休に入るまでの移行期間を長く取ってもらえたので、無理なくしっかりと引き継ぎができたと思います。

Cさん: 私は当時業務を引き継ぐ方がいなかったので、私がお休みしている間もチームが困らないように業務マニュアルを作成しました。最終的に全部で50項目ほどのマニュアルを作成したのですが、復職してからもマニュアルを活用できていますし、人事チームの新人教育にも利用しています。項目が多く作成は大変でしたが、人事部全体で運用できるマニュアルが整備できて結果良かったと感じています。

産休・育休の手続きはスムーズに進みましたか?

Cさん: 私は人事担当として産休・育休の取得に関わる手続きも担当していますので、お二人の手続きもサポートさせていただきました。実際のところ、手続きはしやすかったですか?

Aさん: 本当に丁寧に教えていただいて、とても助かりました。その節はありがとうございました!

Bさん: 「このタイミングで書類を出す・申請をする」といった手続きをまとめたパンフレットをいただいて本当に助かりました。手続きもとてもスムーズで、「うちの人事は素晴らしい!」と思いました。

Cさん: ありがとうございます! そう言っていただけてとても嬉しいです。産休・育休取得に関するマニュアルは、私自身が産休に入る前に作っていたのですが、復帰後に自分自身の体験をふまえてさらにブラッシュアップしています。

現在は、ご自身やパートナーの妊娠がわかったタイミングで「産休・育休のオリエンテーション」を実施し、様々な情報を提供してから産休・育休取得に関するヒアリングをしています。男性の育休取得者の増加を受けて、パパ向けに特化したガイドも作成しています。

産休・育休中は仕事のことを気にせず過ごせましたか?

Aさん: メールやチャットは少しだけ確認していましたが、子どもを抱っこしながら確認する程度で、急な連絡が入ることもなかったです。メンバーがクライアントとやりとりをしたり、対応している様子を見て「頼もしくなった」と嬉しくなりましたし、メンバーに恵まれているなと実感しました。

Bさん: 私も産休に入ったばかりの頃は仕事が気になってチャットを確認したり、質問に応えたりしていました。ただ、予定日より早めに入院することになったので、そこからはノータッチでしたね。あとで様子を聞きましたが、全く問題がなかったとのことで安心しました。

Cさん: 私は、正直もっと連絡が来るだろうと思っていましたが、全然連絡がなくて拍子抜けしてしまいましたね(笑)。

職場復帰にあたって、不安や苦労はありましたか?

Aさん: 私は、1ヶ月間育休を取得して部長職に復帰しました。復帰後はやはり仕事がたまっていて大変でしたが、もともと仕事が大好きなので全力でキャッチアップしました。お客様からも「おかえり!」と和やかに迎えていただいてホッとしました。在宅でオンライン会議をすると時折長男が映り込むのですが(笑)、笑顔で対応してくれる温かい方ばかりで本当にありがたいです。

Cさん: 私も人事チームに復帰し、産休・育休前と同じ業務を担当しています。妊娠前は、残業もいとわずバリバリ仕事をしていましたが、今は保育園のお迎えに間に合うように業務を進めないといけないので、手が回らない業務は周りのメンバーにフォローしていただいています。みなさん快く助けてくれるので、本当にありがたいです。

Bさん: 私は2年のブランクを経て、以前のようなディレクション業務ができるか不安だったので、復帰する際の配属先について相談をしました。「社内にどんな業務があるか」「どれなら無理なく対応できるか」を率直に話し合い、営業事務として復帰をしました。もともと営業として当社に入社したので、その経験が活かせると思ったことも決め手になりました。

ただ、営業よりもディレクターとして働いていた期間のほうが長かったので、契約の流れを思い出すのに苦労したり、刷新されたシステムの利用方法を覚えたりしなければならず、最初は戸惑いもありました。それでも同じチームの担当者がマニュアルを整備してくれていたのでスムーズに業務に入れましたし、何かあればすぐにオンラインでつないで相談ができたので、徐々に慣れることができました。

今はどのようなワークスタイルで仕事と子育てを両立していますか?

Bさん: 当社には、子育て中の社員のための「ワークスタイル選択制度」があり、「フルタイム・残業なし」「所定時間の80%」「所定時間の60%」の3つから自分の希望に合わせて働き方が選べます。私はこの制度を利用して時短勤務をしています。全社では週1回の出社が義務づけられていますが、ワークスタイル選択制度を利用している社員には適用されないので、特別な業務がない限りは、基本的にテレワークをしています。今は、朝9時半から仕事をスタート、15時には終わらせて保育園へ迎えに行く毎日です。

Cさん: 私は「フルタイム・残業なし」を選択して、出社とテレワークを組み合わせて働いています。どうしても保育園のお迎えに間に合わないときは早めに退社をしますが、その分テレワークをする日には朝早くから業務に取りかかっています。勤務時間を柔軟に調整できるので働きやすいですね。

Aさん: 私は妻がまだ育休期間中なので、保育園へのお迎えは妻に頼んでいます。クライアントの都合で出社になったりと妻に任せてしまう部分も多いのですが、料理や離乳食づくり、子どもたちのお風呂は私が担当しています。

お子さんが急に体調を崩すこともあるかと思いますが、緊急時のフォロー体制はいかがでしょうか?

Bさん: パパママ関係なく、「通院のため中抜けします!」といった会話が当たり前のように行われているので、保育園から呼び出しがあった場合も言い出しづらい雰囲気は一切ないです。

Cさん: 人事部も同じです。「娘を小児科に連れて行ってから勤務します」とお願いしても、みなさん柔軟に対応してくれます。

Aさん: クライアントとも良い関係が築けているので、場合によっては事情を話して会議から抜けさせていただくこともあります。メンバーも「全然大丈夫ですよ!お子さんお大事に」と声をかけてくれる人ばかりで助かっています。

お子さんが大きくなってから、ネットイヤーグループで働く魅力を伝えるとしたら、どのようにお話をされますか?

Aさん: 「大勢の人が関わるプロジェクトを率いて、一緒に大きなものをつくり上げたときの達成感はすごいよ!」と伝えたいですね。クライアントが展開しているコーヒーショップに家族とよく行くのですが、自分の目の前に広がっているサービスにパパが関わっているとわかったら、誇らしく思ってくれるかもしれないですね。あとは、とても子育てがしやすい会社だと話したいです。先輩社員から「育休を取らない人生より、育休を取って新しい家族と向き合う人生の方がずっと良いよ!」と教わったのですが、本当に実感できました。

Bさん: 今は後方支援を担当しているので地道にコツコツ取り組む業務も多いのですが、社内の手続き上必ず必要となる業務を担っていますので、「丁寧に仕事をすることで周りの役に立っているよ!」と伝えたいです。また、自分たちの身近にあるサービスを提供しているナショナルクライアントとのお仕事が多いので、「ネットイヤーグループは社会に役立っている会社」だと思ってもらえたら嬉しいです。

Cさん: 社員の方々の人生の節目や生活そのものを支えるのが、人事の仕事のおもしろさだと感じています。ですから「社員のみなさん一人ひとりの想いを聞いて、サポートできるのがやりがいだよ」と話したいですね。

最後に、ネットイヤーグループへの転職を検討されている方にメッセージをお願いします。

Aさん: 社内全体が産休・育休を取得することをポジティブに捉えていますし、仕事の調整もしやすい環境だと感じています。「子どもがいるから責任のある仕事を任せてもらえない」といったことは全くないので、自分のやりたい仕事と家族との幸せな人生、両方を追求してもらえたらと思います。

Bさん: 復帰後の勤務形態や配属先など、選択肢が豊富に用意されている会社だと感じています。自分の希望を伝えて会社と話し合うことができるので、私のように違う部署・違う役割で復帰することも可能です。自分の進みたい道を選べるので、将来を見据えて転職先を探している方にはぴったりだと思います。私も息子が保育園に慣れて生活が落ち着いたら、フルタイム勤務に切り替えて、もう一度ディレクターにチャレンジしたいです。

Cさん: 人事部としては、今後も国の制度や法令の変化をスピーディーにキャッチして、社員のみなさんが働きやすい環境づくりを進めていく考えです。一人ひとりのライフスタイルや目指すキャリアに応じて多様な働き方を実現できるので、ぜひ自分のキャリアを諦めないでほしいです。「仕事と育児を両立したい」という思いのある方は、ぜひネットイヤーグループへの入社をご検討いただけたら嬉しいです。
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