フロントエンドエンジニアとして活躍しながらエンジニアチームをまとめるチームマネジャー。大手企業との仕事でやりがいを実感

PROFILE

フロントエンドエンジニアとして活躍しながらエンジニアチームをまとめるチームマネジャー。大手企業との仕事でやりがいを実感

S.Y.

2018年入社 カスタマーエクスペリエンス事業部 第1プロデュース部

2007年にプログラマーとしてキャリアをスタートし、テレビ局の業務システム等の開発を担当。その後、フロントエンドエンジニア・Unityエンジニアとして、ブラウザやアプリで大型IPを利用した新規ゲーム開発に携わる。近年ではファッションECサイトの運用や新規ECサイトの立ち上げを複数担当。

まずは、S.Y.さんが当社に入社するまでの経緯を教えてください。

私は、もともとITとは全く関係のない学部で学んでいたのですが、知人からの薦めを受けて大学卒業後にIT業界に入り、プログラマーとしてキャリアをスタートしました。新卒で入社したシステム会社では、在京キー局のグループ会社に常駐して、テレビ局向けの業務処理システム開発に5年ほど従事しました。その後、当時ネットイヤーグループの子会社だった「ネットイヤーモビー」に転職しました。
 

こう聞くと、グループ会社からネットイヤーグループに転籍し、長年勤めている社員のように思われるかもしれませんが、実は私は一度当社を退職し、再入社した出戻り社員なんです。ネットイヤーモビーでは、主にコーポレートサイト運用やサイトリニューアルの開発業務に携わっていましたが、当時のフロントエンド開発の最先端だったブラウザゲーム開発にチャレンジし、さらにスキルを伸ばしたいと考え、一度ネットイヤーグループを離れました。
 

念願叶って、前職では大型IPを利用したブラウザゲーム開発に携わることができましたが、ゲーム開発のトレンドが変わりはじめたこともあって、徐々に「やり尽くした」と感じるようになりました。そんなタイミングで、当社で部長を務める現在の上司から「一緒にやらないか」と声をかけていただいたんです。上司とは、新卒時に配属された現場で知り合い、ネットイヤーモビーでも一緒に仕事をして、その後もやりとりを続けていました。「これからフロントエンドチームを再構築して会社を活性化させたい。力を貸してほしい」と言っていただき、やりがいのある業務に携われそうだと感じて、再入社を決めました。

再入社後は、どんなプロジェクトに携わってきたのですか?

フロントントエンドエンジニアとして、某大手通信会社様の新しいモバイル通信サービスの申し込みサイト開発をはじめ、様々なプロジェクトに携わってきました。メンバーを取りまとめるポジションを任せていただいていたので、私が基盤となる機能一覧を作り、派生する機能のプログラミングをメンバーにお願いしていくような動きをしていました。

現在はどんな役割を担っているのでしょうか?

現在は、フロントエンドエンジニアとシステムエンジニアが所属する「アジャイルチーム」でチームマネジャーを務めています。フロントエンドエンジニアを必要とするプロジェクトが発生した際に、開発・運用体制を構築するのが私の主な業務です。メインクライアントである某大手通信会社様を中心に、直接お客様から開発の要望を伺ってチームを編成したり、納期通りにプロジェクトを進めるための工程管理・工数管理に取り組んでいます。また、チームでの開発に何か問題があった際にも、お客様から課題を伺って改善提案をさせていただいています。

アジャイルチームの体制を教えてください。

現在は、16名のメンバーと一緒に仕事をしています。社内の人的リソースだけでは対応できない場合は、パートナー企業の力も借りながらお客様の開発をサポートしています。

以前は、フロントエンドエンジニアとシステムエンジニアでチームが分かれていたのですが、最近ではフロントエンドとバックエンドが密接に絡み合うプロジェクトも増えてきたので、職種の垣根なく業務に取り組めるようにチームを統合しました。ひとつのチームになったことで、お互いの業務への理解も深められますし、エンジニアとしてスキルの幅が広げられる環境が整ってきていると感じています。

S.Y.さんが仕事をする上で大事にしていることは何ですか?

私が以前からずっと大事にしていて、今もメンバーに伝えていることは2点あります。1点目は、UXデザイナーやデザイナー、ディレクターといった他の職種をリスペクトして仕事をすることです。もう1点は、お客様以上にサービスやプロダクトを理解することです。エンドユーザーにとって必要な機能や、迷いなく操作できる導線を考える上でも、お客様をしっかりと理解することは欠かせない取り組みです。

メンバーとやりとりする上で心がけていることはありますか?

当社が取引をさせていただいているクライアントは日本を代表する大手企業が多いので、自分が携わったサイトやアプリを目にする機会も多いですし、家族や友人に見てもらうことも可能です。

目の前の業務に集中するあまり、自分がどんな仕事をしてるのか実感が湧いていないメンバーもいるので、「実は世の中にインパクトを与えるものづくりに携わっているんだよ」ということはしっかりと伝えています。多くの人が使うサイトやアプリに携われるのは、エンジニアにとっても大きなやりがいになりますし、利用した方から「便利だね」と言っていただけるのは何よりのモチベーションになりますから。

家族や友人に誇れる仕事に携われるのは魅力ですね。では、S.Y.さんはどんなときに仕事のやりがいを感じていますか?

お客様から感謝の言葉をいただけることが、仕事の一番のやりがいです。まだプレイヤーとして勤務していた頃、事業に貢献したパートナー企業として、某大手通信会社様から表彰を受けたときには「頑張りを認めてもらえた」と実感できて非常に嬉しかったです。

チームマネジャーとなった現在では、メンバーが関わっているプロジェクトをすべて管理しなければならないので、以前よりも大変な部分は多いです。それでも、個々のプロジェクトでメンバーがイキイキと仕事に取り組み、スムーズにプロジェクトを納められたときには大きなやりがいを感じます。

現在はリモートワークが中心ですが、社員間でのコミュニケーションには問題はないでしょうか?

リモートワークに移行してからも、社員同士の距離が遠くなったと感じたことはありません。確認事項や伝えたいことがあれば「5分だけ会話していいい?」と投げかけて、突発的にリモートミーティングを行うことも珍しくないです。質問や相談はとてもしやすい環境だと思います。

最後に、応募を検討されている方へメッセージをお願いします。

技術トレンドが数ヶ月単位で目まぐるしく更新されていく世界なので、常に時代の最先端で働きたいと考えている方であれば、おもしろい仕事ができる会社だと思います。スキルや経験がまだ十分でないとしても「こんなことに挑戦したい」という熱意や、周囲と円滑にやりとりができるコミュニケーション能力のある方であれば大歓迎です。現状に満足することなく、能動的に業務に取り組める方と是非一緒に働きたいです。

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