社員一人ひとりに向き合ながら、スピーディーに変化する経営状況に対応

PROFILE

社員一人ひとりに向き合ながら、スピーディーに変化する経営状況に対応

N.H.

2023年入社 人事部長

新卒でリクルートへ入社、広告事業にて新規媒体立ち上げ法人営業、人材事業にて法人営業・人事コンサルタントとしてのキャリアを歩む。
メーカー系ベンチャー企業へ転職し、IPOを経験。400名→1,600名の成長フェーズにて人材開発と新卒採用における2つの領域にて責任者を担当。
その後、外資系企業の日本法人立ち上げタイミングにて、人事部門立ち上げや教育系ベンチャーにてCHROとしてIPO準備などを経験。
2023年にネットイヤーグループに入社し、人事責任者として経営戦略の推進および、採用・育成・労務など人事業務全般の統括を担っている。

まずは、ネットイヤーグループの人事部が担っている役割を教えてください。

私たち人事部は、会社の経営戦略を推進すると同時に、社員の働きがい・働きやすさといった環境整備を担う役割も担っていると考えています。ネットイヤーグループが生み出す価値の源泉となっているのは「人」にほかなりません。人事部内には、人材採用、教育・研修、労務・福利厚生、人事制度・報酬制度の運用、法改正への対応など、様々な業務がありますが、「人」にあらゆる角度からアプローチして、事業と組織にドライブをかけていくのが、人事部に求められていることだと考えています。

社員全員に関わる部門かと思いますが、各事業部とはどのように連携しているのでしょうか?

会社として目指す姿は同じですが、事業部によって役割や機能が異なり、職種の人員構成も違います。そのため、組織や人材に対する課題感も様々ですが、状況は常に変化していくので、部門長とは密にコミュニケーションを取るようにしています。

例えば、社員のライフステージの変化に伴う人員体制の再構築に取り組む機会が増えています。産休育休を取得する場合、女性であれば妊娠期間中の体調を踏まえた働き方について、男性であればパートナーの出産予定日以降の育休取得に向けてどう業務調整していくのかです。ご家庭により状況は異なりますので、社員の希望と事業部の意向をどう反映させていくか、双方としっかり話し合いの場を設けるようにしています。

また労務管理の観点で事業部に対して指導を行うこともあります。時間外残業については週次で確認しています。法令の範囲であったとしても連日残業が続いている社員がいれば、上長から稼働や担当プロジェクトの着地について確認をします。事業や組織の成長を支援するのが人事の役割ですが、一方で社員を守り、長く働き続けてもらえる環境づくりを進めるのも人事部の大事な仕事です。社員と事業部の間に入って調整する難しさはありますが、双方から「ありがとう」の言葉をもらえる状態を作っていけるように意識しています。

今後人事部として、どんなテーマに取り組んでいきたいと考えていますか?

創業から20年、当社は第二創業期を迎えています。これまでの延長線上にはない非連続的な成長を目指す上で、当社の基盤である「人」に関わる仕組みや制度も大きく変えていかなければならない転換期にあると考えています。

現在は、事業・組織へ貢献した社員を評価する人事制度に刷新するべく、議論を進めています。また、社員が働き続けたいと思える会社であり続ける、そして、成長を加速させるために優秀な人材を惹き付ける会社になるにも、社員の成長を支援する教育体制やカルチャーを変えていかなければならないと危機感を感じています。

非連続的な成長を実現するためのキーポイントはどこにあるのでしょうか?

ずばり、人材育成です。具体的にはクライアントにパートナーとして対峙できる人材の育成が急務であると考えています。これは市場や顧客のニーズの変化にともなって、顧客の未来に対して意思を持って提案できる、率直に議論できる人材が求められているということです。ただ、一朝一夕にできることではありません。

当社ではUXの知見を活かして企画提案を行うプロデューサー、システム開発の知見を持ちながら提案・案件管理を行うプロジェクトマネジャーなど、顧客のビジネスゴールに向けて専門性を生かした提案ができる人材の育成に向けた機会提供を行っていきたいと考えています。また新卒社員については、入社して2年間は業務経験を通じて自分の可能性を引き出す期間と考えています。新しい領域へ幅出しをしながら自分の強みを理解する、またこの領域で勝負してみたいと思えるものを見つけ出す、結果が求められる中で何が足りないのかを突き詰めて考える時間でもあると位置付けています。

N.H.さんは、なぜネットイヤーグループへの転職を決めたのでしょうか?

新卒でリクルートに入社して法人営業、人事コンサルタントを経て、人事にキャリアチェンジ、IPO含めてベンチャー3社で10年ほど経験を積んできました。最終的には、CHRO(Chief Human Resource Officer)としてIPO準備に携わるような、自分の理想だったキャリアも実現することができましたが、同じ頃に3人目が生まれ、子どもの育児を一人で担っていた妻に負担が掛かりすぎてしまい、限界がきてしまいました。キャリアを断念して退職を選択しましたが、これまでの経験を活かして人事全領域に携わり続けたい、ただ働き方は大きく変えなければならない。そんな状況で転職先を探していたときに出会ったのがネットイヤーグループでした。

現在は、人事全般に関わる裁量を任せていただきながらも、子どもの用事や学校行事に合わせてテレワークをしたり、柔軟な働き方で家庭のバランスを調整しながら働くことができています。例えば、妻が下の子を寝かしつける時間帯に合わせて退勤して、私が子どもの習い事へお迎えに行ったりと、役割を分担しながらオペレーションを回せているので、妻の負担も少しですが解消できています。「在宅にて経営会議に参加します」と経営陣に伝えても快諾してもらえることにはとても感謝しています。有給休暇も取得しやすいですし、妻も「ネットイヤーグループに転職してくれて良かった」と言ってくれています。

社風や文化については、どんなところが魅力だと感じていますか?

社長や経営陣を含め、全員が「〇〇さん」と呼び合うフラットな社風が魅力的だと感じています。「話がしたい」と声をかければ、他部署であっても、役職者であっても時間を取ってもらえるので、仕事が進めやすいですね。また、社長室のドアは会議以外ではオープンで誰でも気軽に相談できるようになっています。

代表とは最低でも週1回、多いときには週3回ほどミーティングをして認識を合わせるようにしています。「何かあったら気軽に相談してほしい」と言われていますが、実際に空いている時間を見つけて社長室に行っていますが、いつも気さくに応じてくれます。

最後に、当社への応募を検討されている方にメッセージをお願いします。

仕事とプライベートを両立できる「働きやすさ」に加えて、「働きがい」につながる挑戦する機会、それを支援する環境がないと、活躍する社員に選ばれないと考えています。当社は、今後も業界をリードしていくために、事業領域も、組織体制も、人事制度も大きく変えていくと、トップである代表が宣言しています。

会社は第二創業期を迎えており、変化するタイミングだからこそ、他では経験できないダイナミックな仕事ができたり、経験値を積み、スキルを広げられるチャンスがあります。変化や挑戦を楽しめる方にぜひお会いしたいと考えています。お待ちしています!

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