定量・定性、双方の観点からデータを読み解くアナリスト。仕事と子育ての両立も実現

PROFILE

定量・定性、双方の観点からデータを読み解くアナリスト。仕事と子育ての両立も実現

S.S.

2022年入社 マーケティングDX事業部 デジタル&フィジカルデザイン部 

事業会社にて、サービスサイトの広告戦略立案~企画遂行、ECサイトのWeb広告運用等を中心としたデジタルマーケティング経験を積む。その後、2022年よりネットイヤーグループに参画。アナリストとして企業のデジタルマーケティング支援のため、 アクセス解析ツールを活用した電機メーカーのログ解析や、不動産会社のサイト分析等の分析案件に携わる。

S.S.さんが担当している業務内容を教えてください。

私は、「SEO」「WEB広告」「サイトのUI・UX改善」の3つの領域を支援しているチームに所属しています。アナリストとして、お客様のWebサイトを様々な解析ツールにより分析して、定量的な観点からサイト全体を俯瞰してボトルネックを探し出し、改善策を示唆することでサイトのUX改善を図りながら閲覧数・CV数の増加に繋げるなど、サイト流入後のユーザー行動を改善するためのサポートを中心に行っています。

アナリストが担当するクライアントは1人2~3社で、業種は様々です。私も不動産、映像機器、税務サービスなど、全く違うジャンルのお客様を担当しています。今は運用業務がメインなので、毎月決まったタイミングでレポートを作成し、お客様に現状報告と改善策の提案をしています。

その中で「今後はこのデータを計測したい」「今までとは違う観点で分析をしたい」といったご要望へお応えすることはもちろん、クライアントと直接打ち合わせをして要件の整理を行い、定量データを踏まえてクライアントも気づいていない潜在的な改善点を見つけ出して改善提案するなど、クライアントの真の目的達成のための支援・運用を行っています。

S.S.さんは、仕事をする上でどんなことを意識していますか?

クライアントの事業内容・サービスを深く理解することを心がけています。私たちアナリストは、数字が表している意味を読み解くことが仕事ですが、数字の増減や変化を解釈する上で、クライアントの動きやサービスの特性が理解できていないと、数字を正しく解釈できないと感じています。私は以前、事業会社でECサイトの広告運用を担当していたのですが、その際にお付き合いしていた広告代理店さんが、自社のことをよく理解してくれていてとても仕事がしやすかったんです。その経験から、私もお客様側を理解しようと努めています。

もうひとつ大事にしているのは、ユーザー目線です。実際に1人のユーザーとしてサイトを確認し、デザインや動線をチェックして、定量データと重ね合わせながら何が課題になっているかを探ります。当社の根幹であるUXを学ぶことで、定量・定性の両方の観点からデータを読み解くスキルが身についたと感じています。

どんなときに仕事にやりがいを感じますか?

お客様から感謝の言葉をいただいたときですね。これまでは事業会社で働いていたので、自分の仕事によってWeb広告の効果が改善し、社内で評価されることはあっても、感謝してもらえることはありませんでした。その点、当社では自分の提案が通ってサイトの改善に貢献できた時や、新しく計測したデータがお客様のビジネスの役に立った時に「任せて良かった」といった嬉しい言葉をいただけます。

チームで意見を出し合いながら、成果物をつくり上げていくプロセスも楽しいです。まずはひとりで試行錯誤しながらレポートや改善策を練っていきますが、メンバーからのレビューで様々な意見をもらい、品質を高めていけるのが刺激になっています。何でも気軽に相談ができる人ばかりなので、仕事はとてもしやすいです。

今は、ワークスタイル選択制度を活用して、育児をしながら仕事をされていると思いますが、仕事と育児は両立できていますか?

妊娠・夫の転勤を機に、前職を退職することになったのですが、子どもが1歳になったタイミングで「もう一度働きたい」と思い、転職活動をはじめました。転職にあたって軸としていたのが「テレワークができる」「入社時から時短勤務ができる」「前職での経験が活かせる」の3つで、当社はこの3つをすべて満たしてくれる会社でした。

今は、ワークスタイル選択制度を使って、9時~16時の時短勤務をしています。基本的には子どもを保育園へ送ってから自宅で業務を行っており、子どものお迎えの時間までに当日のタスクを完了できるように、事前にスケジュールを組んで計画的に進められるようにしています。

保育園に入園してから1年は、子どもが体調を崩して毎月のように保育園からの呼び出しがあり、親子共々大変な日々でした。ただ、当社はワークスタイル制度を利用する場合、コアタイムのないフレックスタイム制が適用されるので、仕事の合間をぬってお迎えに行き、そのまま病院に寄ることもできて助かりました。

直属の上司やチームマネジャーにもお子さんがいて、周りのメンバーも子育てに対する理解があります。風邪で子どもが保育園に登園できない日は、会議の時間を子どもの昼寝時間に合わせてくれたり、「何かフォローできることがあれば言ってね」と声をかけていただいたり、本当にありがたく思っています。

アナリストとして、今後どんなことにチャレンジしていきたいですか?

今後はさらに専門性を高めていきたいと考えています。数字を読み解くだけではなく、その前段であるデータの取得・計測にも携われるように、データベースの知識も身につけていきたいです。当社では、社内のスペシャリストが勉強会を開いてくれたり、分科会を立ち上げて意見公開の場を設けてくれたりしているので、そういった場にも積極的に参加してスキルを身につけていきたいと思っています。子育てはもちろん大事ですが、現状維持のままで満足することなく、もっとスキルを強化していきたいです。

最後に、応募を検討されている方へメッセージをお願いします。

トレンドの移り変わりが激しい業界なので、常に最先端の技術をキャッチアップする姿勢がある向上心のある人と一緒に働きたいです。新しい業務を任せてもらえることも多いので、仮にまだ知識が足りなかったとしても「まずは挑戦してみよう」といった前向きな姿勢があると、チャンスが掴めると思います。

前職では「これがあなたの役割だから」と仕事を振られることがほとんどでしたが、当社では「この案件はあなたの成長に繋がると思う。チャレンジしてみる?」と、まずは私の意向を聞いてくれます。もちろん、やってみたいと思う仕事には積極的に手を挙げることもできます。一人ひとりの意思を尊重してくれる会社なので、意欲的な人であれば大きく成長できると思います。

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